私の恋愛感情
簡単に言ってしまえば、恋愛に関して諦めに入っているのかもしれない。
私のことをちゃんと見てくれる人は居ない、私なんかのことを好きになってくれる人なんて居るはずがない。
そう思ったのはいつの事だったろうか。
これだ!と言えるのは初めてお付き合いした元カレさんにいつも女の影がちらほらして、いつもその事で心を痛めてきて、そしてそれがピークに達して私から別れを告げた。
口では何とでも言える。好き、愛してる、の言葉も気持ちが無くても言えると私は思っているというか、この人と付き合ってからそう思うようになってしまった。
会えば身体を求められて。
必ず会うのは夜の時間帯で、車内デート。
お互い休みが合ったからと言って、お出かけしませんか?と私から誘った。でも、それも当日になってドタキャン。これが何回も続いた。
正直、この頃から遊びなのではないかと疑ってはいた。
でも、聞く勇気も私にはなくて。
聞いて、もし女が居たとかになったら私の心は壊れてしまうと思ったから。
自分の心を守るためにただの馬鹿な女を演じるしか、都合のいい女を演じるしかなかった。
でも、今でも心配している私は馬鹿なんだろうか。
デート中に仕事の電話が来たりして、その取引のやり取りを聞いていて、仕事が本当に忙しいのは知っていたから、体調崩していたりしないか心配だったりする。
これが、惚れた弱みというヤツなのだろうか。
あの頃、本当に私のことを愛していてくれていたのか、今はもうわからないけど。
少なくとも、私は本気であの人を愛していた。
その想いは確かにこの胸にあった。
隣に居るだけで満たされて、優しく頭を撫でてくれる温かい手のひらが、抱きしめてくれる細いけど程よい筋肉がついた大きな腕と胸が大好きだった。
もし本当に遊ばれていたとしたら、馬鹿な女だったと思うけど、あの人を想っていたあの時間は、出会えてよかったと思っている今も、大事にしたい。
そんなことを思っている私は馬鹿なのだろうか。
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